皆さんがダンボール箱と聞いて思い浮かべるものはどんな形でしょうか?おそらく、みかん箱のような形を思い浮かべる方がほとんどだと思います。しかし、実はダンボールの形状はいくつかの"タイプ"に分かれています。もし知らずに不向きな形状を使い続けているとすれば、無駄な費用がかかっているかもしれません。今回は、ダンボールのタイプについてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
別名「A式」とも呼ばれるタイプで、その名の通りみかんの梱包で多く使用されたことが名前の由来です。日本人のほとんどがイメージするダンボール箱はこの形状でしょう。特徴は、フタが縦横4面すべて同じ長さである点です。製造コストが安いなどのメリットがある一方、封をするためにガムテープや鋲などの資材が必要になるなどのデメリットもあります。
ダンボールを広げるだけで、組み立てが可能なワンタッチダンボールです。組み立てる時に、テープなどの資材が不要なため、梱包作業が簡単に済むというメリットを持っています。作業コストを大幅に制限できるので、運送業など、ダンボールを多く使う業種で使用されています。ただし、底面を組み上げるため、底面の形状に凹凸があるとうデメリットもあります。
上側、もしくは下側に蓋を差し込むタイプです。商品の出し入れが簡単で、内箱として使用されることが多いタイプです。蓋には差し込みが付いているので、ロックさせることも可能です。
本体と蓋からなるお弁当箱のような形をしています。外見上の見た目が綺麗なので、ギフトケースに多く使われています。内部に仕切りを入れて、精密機械の部品を区分けして入れることも多いタイプです。
四方向から折り曲げて梱包するタイプです。風呂敷のように、底面は固定したまま側面を立ち上げて、包み込むように梱包します。強度が強いので、重いものを梱包する業種で使われています。箱を開いた形が折り紙の「やっこ」に似ているところから、この名前が付きました。
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