夏になると開催されるのが「野外フェス」です。有名なもので言うと、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「FUJI ROCK FESTIVAL」や「SUMMER SONIC」あたりでしょうか。これらのイベントは数日間に渡って行われることが多く、熱心なファンの中には会場周辺に泊まりこんで参加する人も少なくありません。
一般的に野外フェスは、周辺にホテルもないような山の中で開催されることが多いもの。そのため、参加者は各々がテントを持ち込んでそこに寝泊まりします。そうなると参加者は自分の衣服や食料の他に、休憩用のテントを持ち込んで宿泊するのですが、これが結構な荷物になるのです。
この問題を解消するためにオランダで開発されたのが、ダンボールでできたテント「KARTENT(カーテント)」です。これはダンボールで作られた組み立て式のテントで、素材は全てダンボール。つまり、参加者はフェスが開催されている間だけそこで寝泊まりして、その後は廃棄して帰ることが可能。フェスの参加者は大きなテントを持ってきて、またそれを持ち帰る必要がなくなるのです。
› カーテントのホームページはこちらから
ダンボールでできたテントというと、心配なのはやはり強度です。しかし強度は、開発時に何度も繰り返しテストを行われており、3日間くらいなら宿泊しても問題ないだけの強度を持っているのです。もちろんダンボールで作られているので、使用後は100%リサイクルが可能。トイレットペーパー、教科書、シューズボックスなどに生まれ変わるエコ設定です。
ダンボールで作られている利点はそれだけではありません。
素材がダンボールなので容易に印刷が可能。フェスに合わせて好きなデザインを印刷してもいいですし、スポンサーを募って企業のロゴをプリントしても良いでしょう。アメリカではフェスのスポンサーが企業のロゴを印刷し、参加者に格安で販売しているケースだってあるそうです。
素材には厚いダンボールが使われているので遮光性も高く、フェスの後の二日酔いも、ゆっくり昼過ぎまで休んで体力を回復できます。
海外では「KARTENT」は既に一般的に使用されており、フェスの会場で販売されていることもあるようです。つまり、テントは現地で調達し、そのまま処分することも可能。完全にフェスの期間中の宿を心配する必要がなくなるのです。
ダンボールの持つ可能性は、まだまだ残されていますよね。
私たち高山包装はダンボール製造・販売を手掛ける会社です。ECサイト運営者様はもちろん、1000社以上もの会社様へダンボールの提案をしてご好評をいただいております。お客様の用途に合わせて最適なダンボールの提案を致します。ダンボール一筋40年以上の製造メーカーにしかできない、柔軟で低コスト・スピーディーな対応で、規格ダンボールからオーダーダンボール、ロゴ印刷まで、ダンボールに関するあらゆるお悩み・お問合せを受け付けています。