先日当コラムで、ダンボールで作られたランボルギーニこと「ダンボルギーニ」を紹介しました。 › 究極のアート!?ダンボール製高級車 ダンボルギーニを紹介
このダンボルギーニに影響を受けたかは分かりませんが、今度は英国トヨタのレクサスが、シートやハンドル、タイヤに至るまで、ダンボールで作られた「レクサスIS」を発表しました。
なんとこのレクサス。コンピューターで制御されたレーザーカッターで正確に切り出されたダンボールが使われており、人の手で一枚ずつ丁寧に組み立てられているそうです。パーツの数はなんと1700枚。なんとも気の遠くなるような話です。
レクサスといえば、環境に優しいハイブリッドカーとして有名で、ハリウッド俳優「レオナルド・ディカプリオ」氏が乗っていたことでも有名です。再生可能なダンボールで車体を作ることにより、よりエコなレクサスが完成したのです。
しかし、ダンボールレクサスが本当に凄いのはそれだけではありません。ダンボールで作られた車体には、電動のモーターが搭載されており、なんと実際に運転することだって可能なのです。
開発に関わったデザイナーは次のように語ります。「この車は折紙からインスピレーションを得ています。レクサスの技術者は紙で猫を作ることができ、それと同じ材料である紙、さらに折紙を折るのと同じインスピレーションを用いて車を設計しました。紙でできた猫を発展させたものが、目の前にある車なのです」。
設計にはデザイナー5人が約2500時間を掛けて開発。特に難しかったのは実際に開閉できるドアの部分だったようです。
残念ながらこのダンボールレクサスは一般向けに開発された車ではなく、昨年イギリス・バーミンガムで開かれた「Grand Designs Liveショー」での展示用に作られたもの。
既に、ロンドンからバーミンガムまでの約120マイル(約200キロ)を実験走行済み。120マイルというと東京から静岡の焼津あたりまでとほぼ同じ距離です。今のところ、強度から考えて実用化は難しいかもしれませんが、いつか実現してほしいですね。
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