気象庁発表のデータによると、例年の梅雨入り時期は沖縄が5月上旬〜中旬、関東甲信が6月上旬、北陸が6月中旬だそうです。
梅雨期は大雨による災害が発生しやすい時期でもありますが、普段の暮らしの中でもあのジメジメとした湿気に悩まされることが多いと思います。
布団や革靴の中敷き、カーテンの裾や足ふきマット…などなど、気が付いたらカビだらけだった!なんて経験はありませんか?
しかし、そんなジメジメ対策にダンボールが活躍するのをご存知ですか?
今回は、湿気対策に役立つダンボールの使い方を紹介します。
新聞紙に除湿効果があることはご存知ですよね?
子どもの頃、雨でびしょびしょになった運動靴を乾かすため、よく新聞紙を丸めて靴の中へ入れませんでしたか?
あれは、新聞紙に湿気を取り除く効果があるからなんです。
乾かすにしても、新聞紙で湿気を取ってから乾かす方が効率よく乾かせるんですね。
そして…ダンボールにも同じような除湿効果があるんです!
以前のブログ記事「意外なところで活躍中!無限の可能性を秘めたダンボール」でも少し触れましたが“紙で出来たダンボールは湿気に弱い…でもそれを逆利用して湿気を取ってしまおう!”というわけです。
紙の持つ吸湿作用に加え、内部がハニカム構造になっているダンボールは高い除湿効果が期待出来るんです。
余談ですが、日本とほぼ同時期に梅雨に突入する中国・上海などでは、ダンボールが活躍しているんですよ。
コンビニ、スーパー、レストランの入口などには、広げられたダンボールが敷かれ、床がびしびしょにならないよう工夫されています。
確かに見かけはイマイチですが、店員によるモップがけの回数も減りますし、滑り止めにもなって一石二鳥ですよね。
1.押入れ
布団がしまってある押入れも、湿気対策が重要です。
布団は梅雨時期になるとなかなか屋外に干せず、湿気をため込みがちになってしまいます。
まず、押入れに広げたダンボールを敷き、その上にすのこを敷いて下さい。
布団はその上に乗せましょう。
プラスアルファで炭なども置けば、完璧です。
2.引き出し
洋服ダンスなどの引き出しに広げたダンボールを敷きます。
その上に衣類などを収納しましょう。
ただそれだけです。簡単ですよね?
3.家具の隙間
家具と家具の隙間や、ベッドと壁の隙間にも広げたダンボールを挟んでみましょう。
それだけで除湿効果が期待できますし、ほこり対策にもなります。
除湿するために新品のダンボールを購入する必要はありません。
引っ越しで使ったものや、配送用で使ったもので十分です。
しかし、なるべくキレイな状態のダンボールを使用することをオススメします。
古いダンボールを使用すると、汚れている可能性があります。
布団や大切な衣類に色移りしてしまっては大変です。
また、ごく稀にですが、古いものには虫が潜んでいる場合もあるようです。
気をつけましょう。
また、湿気を吸ったダンボールは、時々出して天日干しするのがいいかもしれません。
1シーズンを目安に交換し、くれぐれも押入れや引き出しに何年も入れたまま…なんてことがないようにしましょう。
いかがでしたか?
家にある捨てようと思っていたダンボールに、もうひと踏ん張り頑張ってもらいましょう。
ダンボールの湿気対策、梅雨入り前にぜひ試してみて下さいね。私たち高山包装はダンボール製造・販売を手掛ける会社です。ECサイト運営者様はもちろん、1000社以上もの会社様へダンボールの提案をしてご好評をいただいております。お客様の用途に合わせて最適なダンボールの提案を致します。ダンボール一筋40年以上の製造メーカーにしかできない、柔軟で低コスト・スピーディーな対応で、規格ダンボールからオーダーダンボール、ロゴ印刷まで、ダンボールに関するあらゆるお悩み・お問合せを受け付けています。