物を運ぶときに便利なダンボール。
引っ越しの荷作りから贈り物、収納まで用途は様々です。
ダンボールは低コスト、低重量、組み立てやすさ、処分のしやすさからどの分野でも非常に重宝されています。
特に配送の分野でもダンボールは大活躍ですが、生モノ特有の傷みやすさからくる衛生的に良くないのが気になりますよね。
そこで今回は、ダンボールで生モノを衛生的に運ぶ方法をご紹介します。
生モノをダンボールで衛生的に運ぶ時、最も重要なのはダンボールを運んでいる間の温度管理です。
一般的に、ダンボールは運搬しやすいように丈夫に作られています。
その反面、密閉されてしまうので保温性が高くなってしまうんです。
生モノは暖かい場所に長時間置いておくと傷みやすくなり、最後には腐ってしまいます。
まずは、クール便のような冷却機能が付いている車で運ぶようにしてください。
冷却して運ぶことで、鮮度を保ち衛生的に生モノを届けることができますよ。
また、運び終えたらすぐにダンボールから出しましょう。
鮮度を保って運ばれた生モノでも、ダンボールに入れたままではすぐに傷んでしまうので注意が必要です。
果物などの運搬時、果物同士がぶつかることで傷んでしまう場合があります。
果物同士がぶつかることを防ぐには、果物と果物の間にダンボール製の仕切りを入れて、果物同士が動かないように固定するのがおすすめ。
また発泡スチロールなど、衝撃吸収性に優れた緩衝材は、揺れなどの衝撃に強いので仕切りとして使うと良いでしょう。
ダンボールそのものの衛生面も重要です。
トラックなどで運ぶ際、どうしても雑菌の付着の心配があります。
またダンボールはその構造上、トンネル状の穴が開いており、そこに害虫が住み着くことや、卵を産み付けることも考えられるんです。
衛生面を考えるのであれば、運搬後はすぐダンボールから出して、使用済みダンボールは処分しましょう。
ダンボールは使いまわしせず、その都度新しいものを使用することが好ましいです。
そうすることで雑菌や害虫の繁殖を防ぐことができますよ。
今回はダンボールで衛生的に生モノを運ぶ方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
これからお中元の季節です。
贈る側も受け取る側も、衛生面の心配をせず気持ちの良いやりとりができるよう、ここでご紹介したポイントをぜひ参考にしてみて下さい。
私たち高山包装はダンボール製造・販売を手掛ける会社です。ECサイト運営者様はもちろん、1000社以上もの会社様へダンボールの提案をしてご好評をいただいております。お客様の用途に合わせて最適なダンボールの提案を致します。ダンボール一筋40年以上の製造メーカーにしかできない、柔軟で低コスト・スピーディーな対応で、規格ダンボールからオーダーダンボール、ロゴ印刷まで、ダンボールに関するあらゆるお悩み・お問合せを受け付けています。