前回のコラム「正しいダンボールの捨て方 その1」に続き、今回は大量のダンボールの捨て方や保管の仕方をご紹介します。
引越しに利用したダンボールであれば、引越し業者が引き取る場合もあります。
事前に調べておくと、片付けの際邪魔にならず、自分で処分する手間も省け便利です。
もしも引き取ってもらえない場合は、少しずつ資源ごみに出してくださいね。
自治体によってはリサイクルセンターに持ち込むことが可能ですので、問い合わせると良いでしょう。
もし大量のダンボールを事業所が出す場合でしたら、資源ごみではありますが、事業所が出すダンボールは「産業廃棄物」扱いになることがあります。
自治体のゴミ捨て場を使う事は出来ないので、気を付けてください。
リサイクル専門の業者が引き取ってくれるので、処分業者に相談すると良いでしょう。
資源ごみの日は、おおむね一月に1回です。
その日が来るまで保管する必要がありますね。
保管の際、注意すべきことを考えてみましょう。
まず保管場所についてです。
雨に濡れる場所、直射日光が当たってしまう場所などの保管は避けましょう。
ダンボールを傷めてしまうからです。
劣化したダンボールは、資源ごみとしての価値が下がります。
またダンボールには所々隙間が開いています。
この隙間にゴキブリなどが産卵するケースもあるんです。
湿気のある場所や不潔な場所などを避けて、長期に溜め込むことを避けてください。
ダンボールは溜め込まず出来るだけ早く、順次処分することを心がけましょう。
震災の後、避難所で有効にダンボールが利用されているTV映像は、多くの人が記憶に残っていると思います。
間仕切りとして利用したり、簡易ベッドとして使われたりしていました。
また季節の衣類や書籍など、ダンボールを保管ケースとして利用している人も多いと思います。
生活の中で再利用できる事は誰もが承知するところでしょう。
しかしあくまでもダンボールは紙で出来ているということを忘れないでください。
一時的な再利用としてはすばらしい素材ですが、長期の使用となるとカビや虫が発生する可能性もあります。
資源ごみとして再利用できるうちに、適切に処分しましょう。
ダンボールは大切な資源ごみということを、ご理解いただけましたでしょうか?
汚れたダンボールは燃えるゴミ、そのほかはリサイクル可能な資源です。
「普通に捨てればゴミ、分けて出せば資源」となる素材。
その資源ごみの出し方については、住んでいる自治体のルールを適切に守る必要があります。
またカビや害虫の発生の元になりますから、長期に溜め込むことをしないで、こまめに資源ごみとして処分しましょう。
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